知恵とフットワークで飛躍の年へ
仙台市長 奥山恵美子
みなさま、明けましておめでとうございます。
今年の三箇日は、山陰地方の大雪が嘘のように、仙台は穏やかな日和で、初売りも大勢の人でにぎわう様子が報じられておりました。仙台市内の大型店前にも前年を大きく上回るお客様が並んだとのこ と。仙台の一年の計はここにありで、やはり初売りが元気だと、1年に向けて、明るい気分で歩き出す ことができ、うれしいかぎりです。
日本全体では、国政の低迷や引き続きのデフレの傾向で、なかなかぱっとした話題に乏しい昨今ですが、そんな中でも、仙台・宮城には、明るい話題が多くあります。その第一は、この1月から、セントラル自動車の生産が本格的に稼働し、来る4月には、相模原からの全社移転が完了するということです。 昨年の8月・10月・11月と仙台市の人口動態は、流入増となっており、全国的に人口減少が続く中で、大いに健闘しております。
世界的な半導体市場の好転を受け、東京エレクトロンの研究部門の移転、拡張も進んでおりますし、金沢村田製作所の仙台工場も1月から再稼働いたしました。このほか、現在東京で業務を行っている法テラス(日本司法支援センター・法的トラブルの解決を支援する相談、サービス機関)のコールセンターが4月から、仙台で業務を開始します。
また、広域的な集客施設としては、アンパンマンこどもミュージアムが4月下旬オープンの予定で、年間約40万の入館者を見込んでおりますし、あすと長町には、ゼビオアリーナ(最大収容人数6000人程度)が本年春着工予定で準備を進めています。
こうした企業や施設運営に携わる方々に、仙台・宮城に進出する理由をお聞きすると、まず人材の確保への期待、次いで東北大学など知的資源の豊富さ、併せて都市としての仙台の教育・医療面などでの優位性、東北随一の人口の集積と東北の交通拠点としての利便性の高さ等をあげられます。
これからますます都市間の競争が強まることを考えると、今、仙台が持っている先に述べたような長所を、今後さらに伸ばし、鍛えていくことがとても重要であることがわかります。第三次産業中心のまち、仙台が勝ち抜いていくためには、多くの人を呼び込み、異なる意見を戦わし合って、知恵を練り上げること。練り上げた知恵を迅速に動かし、形にしていくこと。失敗を恐れず、貪欲にチャレンジすることが求められています。
今年は、うさぎ年。私も年女です。多くの方々のお知恵をいただきながら、ぴょんぴょんとフットワーク軽く、まちづくりに励んでまいりたいと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
〒982-0011 仙台市太白区長町6丁目13-8-408